人の知覚を用いた参加型IoTセンサ調整基盤の創出
Perception-aware Participatory IoT Tuning Platform
Perception-aware Participatory IoT Tuning Platform
IoTが都市の至る所に設置される未来のスマートシティでは、データに基づく様々なサービスが日常生活をより豊かにするでしょう。その実現には、センサデータを統合し私達の「感覚」に寄り添った情報を取り出すための持続可能な基盤が必要となります。本研究では都市IoTセンサを「人々の知覚」によって調整することで、種類・精度の異なるセンサデータを統合する「ユーザ参加型IoTセンサ調整基盤」の創出を目指します。
Internet of “Perception-aware” Things (IoPT)
本プロジェクトでは「IoTセンサが観測する世界」と「人間が観測する世界」を繋ぐ基盤技術を開発することで、人の感覚を理解可能なIoT、すなわち Internet of “Perception-aware” Things(IoPT)を実現することを目指しています。
① ユーザ参加型知覚収集機構
参加型センシングを活用した人の知覚データの収集における課題である「データの質」を高める仕組みを取り入れた、知覚収集機構を構築します。
② 人の知覚を用いたIoTセンサ調整機構
集まった人の知覚データとIoTセンサの観測値を変換する「知覚模倣モデル」による、IoTセンサの調整機構を構築します。
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実施中のイベント・プロジェクト
終了したイベント
研究プロジェクト
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PICK UP
Tongar プロジェクトが GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2023 情報のデザイン部門にて、Honorable Mention Award を受賞しました(2023.11.18)
「Tongar: IoTトングでごみ拾いすることでポイ捨て問題の解決へ(受賞番号: 23NHA030009)」
受賞ページはこちら: https://newhope.g-mark.org/award/2023/23NHA030009.html
🔥 IPSJ-ONE 2023 にて研究成果を発表しました(2023.03.04)
「みんなの手で創る、人にやさしいIoT」
https://ipsj-one.org/2023/
YouTube アーカイブ(17' 00'' から): https://www.youtube.com/watch?v=kg6kncw_MSY&t=1021s
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ニュース
2024.02.01, 03, 14 ─ 報道
ゆっくり、のんびり、ぴっくり通り 生駒市がにぎわい戻す社会実験中 | 朝日新聞デジタル
居心地の良い空間に 生駒駅南口で社会実験 歩車分離、テーブルとベンチ設置 | 奈良新聞デジタル
生駒駅南口で社会実験(生駒市) 椅子やテーブル、歩車分離 「歩きたくなる空間」に /奈良 | 毎日新聞2024.01.09 ─ 報道
3学期始業式にロボ登場、大谷選手のグラブも披露 生駒南第二小 | 朝日新聞デジタル
あの「にしょロボくん」がついに!動いて、光って、話しかけてくれるリアルロボットになった!! | 生駒市教育委員会 公式note2023.12.7 ─ イベント
生駒南第二小学校のイベントで、にしょロボくんプロジェクトのアート作品が展示されます2023.11.18 ─ 受賞
GOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 2023「Honorable Mention Award」
Tongar: IoTトングでごみ拾いすることでポイ捨て問題の解決へ2023.05.09 ─ プレスリリース
YuMake株式会社と奈良先端科学技術大学院大学が個人の体感を考慮した気象データ活用に関する共同研究を開始 | 奈良先端科学技術大学院大学2023.03.04 ─ 登壇
情報処理学会全国大会 IPSJ-ONE 2023 にて登壇発表しました (YouTubeアーカイブ)2023.02.05 ─ イベント
生駒駅南口エリアで第1回「みんサポいこま」を開催します2023.01.19 ─ 受賞
文部科学省・経済産業省 第11回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」
生駒市立生駒南第二小学校全校児童がつくる地域の魅力発信アプリ「にしょロボくん」プロジェクト2022.11.17 ─ 受賞
第5回日本ICT教育アワード 「経済産業大臣賞」
教員からのボトムアップで推進する生駒市のやわらかいICT教育改革(生駒市ニュース)2022.09.22 ─ 受賞
イクハク・育児助成金白書 「2021年度奈良県ベスト育児制度賞」
子どもたち目線で作った「日本で一番ニッチ」な地域の魅力発信アプリ(生駒市教育長だより)2022.07.21 ─ プレスリリース
奈良先端大とJTがネーミングライツに関する契約を締結 センサ装着型IoTトングの愛称として「Rethink トング」を採用 | 奈良先端科学技術大学院大学2022.03.23 ─ プレスリリース
奈良先端大と生駒南第二小学校が共同開発 子どもたち目線で作った「日本で一番ニッチ」な地域の魅力発信アプリを一般公開します | 生駒市2022.02.22 ─ プレスリリース
奈良先端科学技術大学院大学とJTが開催「IoTトングでひろえば街が好きになる運動 with Rethink PROJECT」 | 生駒市2021.07.19 ─ プレスリリース
生駒市と奈良先端科学技術大学院大学、近鉄ケーブルネットワーク株式会社は、スマートシティの実現に向けた共同研究を始めます | 生駒市2021.05.26 ─ プレスリリース
小学生がデータクリエーターになって地域のデジタル図鑑をつくるプロジェクト開始! 1人1台タブレット端末を活用し、全校児童が1年かけて地域情報をデジタル化 | 生駒市2021.05.24 ─ プレスリリース
7/22(木・祝)生駒市制50周年・奈良先端大創立30周年記念連携シンポジウムを開催 | 奈良先端科学技術大学院大学
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代表的な研究業績
池永拓海, 松田裕貴, 後藤逸兵, 上田健太郎, 諏訪博彦, 安本慶一: “BLE受信状況に基づくバス乗客の体感混雑度推定手法の検討,” 第30回社会情報システム学シンポジウム(ISS30), pp.1-7, 東京都調布市, 2024年2月.
松田裕貴, 尾崎えり子, 日高興人, 吉田友子, 小野博之, 仲林政子, 西浦弘望, 久保進也, 城野聖一: “にしょロボくん: 地域の魅力発信アプリの共創を題材とするGIGAスクール端末を用いた全校縦割り活動の実践,” 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP), Vol.4, No.2, pp.55-66 2023.
Yuki Matsuda: “IoPT: A Concept of Internet of Perception-aware Things,” The 12th International Conference on the Internet of Things (IoT '22), pp.1-4, Nov. 7-10, 2022.
Masaki Gogami, Yuki Matsuda, Yutaka Arakawa and Keiichi Yasumoto: “Detection of Careless Responses in Online Surveys Using Answering Behavior on Smartphone,” IEEE Access, Vol.9, pp.53205-53218, 2021. ─ Impact Factor: 3.745 (2019)
後上正樹, 松田裕貴, 荒川豊, 安本慶一: “オンラインアンケート回答時のスマートフォン画面操作状況に基づく不適切回答検出,” 情報処理学会インタラクション2021, pp.1-10, オンライン, 2021年3月.
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本プロジェクトの一部は、国立研究開発法人 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 さきがけ「IoTが拓く未来」領域の助成を受けて実施されています。
人の知覚を用いた参加型IoTセンサ調整基盤の創出(JPMJPR2039)
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